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== 特定の大学に所属し、指導と学位を得る機会――女子大学の受入れ区分 == 女子大学の性別条件を検討する際、大学への立入り、授業の履修、正規学生としての所属、学位の取得を一つにまとめると、制限の実態を取り違える。大学院では男性を受け入れる女子大学もあり、大学ごと、課程ごとの確認が必要である。<sup>[[#出典51|[51]]]</sup><sup>[[#出典52|[52]]]</sup> {| class="wikitable" ! 大学・確認した公式説明 !! 男性の正規入学について !! 併記すべき受入れ・例外 |- | お茶の水女子大学・日本語教育コースの「Q&A 入学審査について」(2021年9月15日更新) || 男性は正規学生として入学できず、学士・修士・課程博士の学位を取得できないと説明。聴講生、学部の科目等履修生・研究生も女性に限定すると説明 || 単位互換協定による他大学からの交換学生は男女を問わず学部・大学院の授業に出られる。論文提出と審査による論文博士号も男性が取得可能と説明 |- | 共立女子大学・家政学研究科の案内(2026年9月18日閲覧) || 学部学生は女子のみとする一方、大学院には男性も入学できると明記 || 家政学研究科の案内には被服、食物、建築・デザイン、児童、人間生活の研究分野が示される。女子大学にある家政学研究だから男性は参加不能、とはいえない |} 出典:<sup>[[#出典51|[51]]]</sup><sup>[[#出典52|[52]]]</sup>。お茶の水女子大学の行は2021年更新のFAQの説明を整理したものであり、各年度の最新募集要項を全件照合したものではない。出願条件の運用や性別の扱いは最新の募集要項等で確認する必要がある。 男性が他の共学大学へ進学できることは、特定の大学の課程へ出願できないことを解消しない。大学が持つ研究分野、指導教員、教育課程の組合せを希望する男性にとっては、その組合せを正規学生として選べるかが問題となる。'''大学教育一般を受ける権利と、特定の教育・研究環境への応募機会を区別する'''ことが、本項の検討視点である。 また、単位互換で授業に参加できることは、当該大学で正規課程を修了し学位を得ることと同じではない。一方で、正規入学が制限されることから、男性教員、共同研究者、学会参加者まで一律に排除されていると推定することもできない。女子大学内の学会事務局の所在地を、その学会の会員資格と混同しないことにも通じる。 なお、女子大学の存在だけから、世界のどこにも男子大学がないとは結論できない。本項では今回確認した女子大学の具体的な受入れ条件を扱い、日本国内外の男子大学の有無や大学数の比較は、別途検証すべき事項として残す。
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