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=== 研究中断への配慮と、性別による入口の条件 === 同じ公募には、出産・育児・介護・病気などで研究活動を中断・遅延した期間を履歴書に記載でき、その記載によって不当な評価を受けることはない、との説明がある。<sup>[[#出典54|[54]]]</sup> ここには、次の二つの段階がある。 # '''選考に参加できるか''':当該公募は女性を対象とする。 # '''参加者の事情をどう評価するか''':育児、介護、病気等による研究中断を考慮する。 したがって、育児、介護、病気等で研究を中断した男性がいても、その共通する事情によって当該公募の性別条件を満たすことにはならない。これは男性応募者の実際の不採用事例を調査した結果ではなく、公表された条件の組合せから導かれる分析である。<sup>[[#出典54|[54]]]</sup> この切り口では、女性研究者の少なさへの対策と、個々の研究者のケア負担や病気への配慮を、異なる目的として評価できる。「研究中断に配慮する制度がある」という説明だけでは、その選考から外れる男性の状況までは説明できない。一方、公募に女性限定の条件があることだけで、同大学が男性の研究中断に一切配慮しない、あるいは男性学生の相談を拒否する、と結論することもできない。
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