ボーイスカウト鴻巣第3団

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ボーイスカウト鴻巣第3団は、埼玉県鴻巣市を主な入団地域とするスカウト団体である。日本連盟の団紹介によれば、1981年6月に発足し、ビーバー隊、カブ隊、ボーイ隊、ベンチャー隊で活動している。参加対象は男女で、野外活動や奉仕活動などを行っている。[1]

男性差別の概要[編集 | ソースを編集]

小相撲大会の活動報告[編集 | ソースを編集]

同団のFacebookページは、2018年6月の「CS小相撲大会」という活動報告で、まわしを締めるために子どもたちが裸になる場面を記述した。報告では、恥ずかしがって脱がない子どもたちに母親たちが脱ぐよう促し、最後には誰も裸を見ていないという趣旨の言葉とともに「強制的に脱がされる(笑)」と説明している。さらに、これを「毎年恒例の微笑ましい光景」と表現した。[2]

報告は、その後の団体戦・個人戦と応援の様子を述べ、子どもたちの筋肉や男性らしさの変化に成長を感じたという趣旨で結んでいる。ここで確認できるのは、団体の活動報告が、子どものためらいと強制的な脱衣を記述し、それを肯定的に紹介していることである。個々の子どもの意思や当日の具体的なやり取りを独立に調査した資料ではない。[2]

男児の羞恥心をめぐる批判[編集 | ソースを編集]

2026年10月14日、Xのアカウント「Luka|少年耽美主義」(@Luka_Lubomirski)は、この活動報告の画像を添付し、男性の性的羞恥心が軽視され、女性による性暴力が見えにくくされている例だとして批判した。さらに、羞恥心を捨てることに慣らされると男性が被害を認識しにくくなると論じ、社会的な性的グルーミングという評価を示した。[3]

この批判の焦点は、男児が脱衣をためらう意思を示していても、周囲の大人がその意思を軽く扱い、脱衣を強いる場面を日常的で好ましい出来事として描いている点にある。ただし、性暴力・グルーミングという評価は同アカウントの見解であり、司法機関や日本連盟が本件について認定した結論ではない。[2][3]

補足[編集 | ソースを編集]

日本連盟が示す子どもの保護方針[編集 | ソースを編集]

ボーイスカウト日本連盟の『セーフ・フロム・ハーム ガイドブック』は、すべての人の尊厳を守ること、性別などによって差別しないこと、善意であっても相手が嫌がる行為をしないことをガイドラインとして掲げている。また、ウェブ上の発信が人の尊厳を傷つける可能性を示し、個人情報や顔写真の掲載に注意を求めている。[4]

日本連盟の解説によれば、ガイドラインは2015年に制定され、このガイドブックは機関誌『スカウティング』2017年1月号に同封された。子どもの尊厳を守るという方針は、上記の活動報告より前から示されていた。ただし、これらは一般的な保護方針を示す資料であり、鴻巣第3団の当該大会についての調査・処分を公表した資料ではない。[5]

資料上の限界[編集 | ソースを編集]

本項ではFacebookの原投稿本文とXの批判投稿を直接確認している。Facebookの閲覧画面では2018年6月25日、Xに添付された画像では同月24日と表示されているため、本文では「2018年6月」と表記した。この日付だけから大会当日を確定することはできない。[2][3]

確認した資料からは、脱衣を拒否した子どもの人数、脱衣の方法、更衣場所の状況、本人たちの後年の受け止め、団体による事後の対応までは分からない。活動報告が毎年の光景と記していることと、複数年にわたる実態を独立に確認できたことも区別される。本件をボーイスカウト活動全般や女性全般の行動へ一般化することはできない。

出典[編集 | ソースを編集]

  1. : ボーイスカウト日本連盟、鴻巣第3団 - ボーイスカウト埼玉県連盟(閲覧日 2026年10月15日)。
  2. : ボーイスカウト鴻巣第3団、CS小相撲大会、Facebook、2018年6月の活動報告(閲覧日 2026年10月15日)。投稿ID:900026706851452。閲覧画面の日付は6月25日、出典3の添付画像の日付は6月24日。
  3. : Luka|少年耽美主義(@Luka_Lubomirski)、男性の性的羞恥心と小相撲大会の活動報告を批判する投稿、X、2026年10月14日21時10分(日本時間、閲覧日 2026年10月15日)。
  4. : ボーイスカウト日本連盟、セーフ・フロム・ハーム ガイドブック、冊子4頁「ガイドライン」(PDFの6ページ目、閲覧日 2026年10月15日)。
  5. : ボーイスカウト日本連盟、セーフ・フロム・ハーム、「セーフ・フロム・ハームとは」「ガイドブック」節(閲覧日 2026年10月15日)。